浮雲亭物語 お仕事ドラマCDの“真打”登場!!

出演キャストのみなさんへ『浮雲亭物語』についてインタビューを行いました。
作品だけはなく、お仕事への姿勢なども聞いてみました!

  • 鳥海浩輔
  • 谷山紀章
  • 前野智昭
  • 下野 紘
  • 諏訪部順一
  • 阿部 敦
  • 浮雲亭一門
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PHOTO:森近 真(MONKEY PHOTO)

interview

  • 雲楽役 鳥海 浩輔さん
  • 役者が挑む、落語という 難関 いよいよ予約が開始された『浮雲亭物語』シリーズ。その一席目に出演されている、浮雲亭の一番弟子、雲楽(うんらく)役の鳥海浩輔さんに、収録の感想や聴きどころを聞いてみた。

落語は初めてですからね。久しぶりに前の夜にドキドキしましたよ。

――
おつかれさまでした。
鳥海
おつかれさまでした。
――
今回のこのお仕事のオファーを聞いたときの感想を教えていただけますか?
鳥海
ドラマと落語一席ということで、さすがに、どの程度のものなのかは確認させてはもらいましたね(笑)。
――
ですよね(笑)。
鳥海
あはは。でも面白い企画だとは思ったので、ちょっとチャレンジしてみようかなと。
――
ですね。では一席披露ということで、まったく新しい試みにチャレンジしたわけですが。
鳥海
ドラマ部分はともかく、落語は初めてですからね。久しぶりに前の夜にドキドキしましたよ。僕、ほとんど緊張しないんですよ。イベントなんかも割とそのままフラ〜っと出て行っちゃうことが多いんで(笑)。でも今回はほんと緊張しましたね。平治師匠もいらっしゃるのでね(収録時は師匠も同席のうえ行われました)。
――
どうでしたか? 実際に演じられて。
鳥海
前もって資料としてプロの噺家さんがやっている音源や映像を頂いたんですが、なんていうのかなぁ、言葉のテンポとか間とか、ズラズラ~としゃべっているのに、きちんと内容が耳に入ってくるので、そういうところはすごいと思いましたね。逆に僕たちは普段は1つ1つをしっかりしゃべろうという意識があるので、表現としてもわざと大きめに演じたりするんですよ。だから落語のこの感覚は不思議でしたね。そこで伝わるやりかたというか、表現方法が新鮮でしたね。逆に僕が聞きたいですね。どうしたら。と(笑)。
――
なるほど。確かにアクセントなども、お噺の中では正しいアクセントではないものもありますし、難しかったのでは?
鳥海
そうですね。なにぶん素人なもので(笑)。

キャリアを盾にしない鳥海浩輔の美学

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  • 試聴 ドラマ
  • 試聴 猫の皿/雲楽
――
鳥海さんにとって落語のイメージはどのようなものですか?
鳥海
今日師匠とお会いさせていただいて、やっぱり着物なんだ、という印象はありましたね。
――
今回鳥海さんが演じられた雲楽は真打なのですが、落語の世界ではどんなに早くてもそこにいくまで13年ほどかかるそうなのですが、ひとつのものを極めるという意味ではご自身の職業と共通する部分も多いのではないでしょうか?
鳥海
どんな仕事もそうだと思うんですが、ゴールってないと思うんです。考えかたも歳とともに年々変わっていくものですし。ただ、最近よく思うのが、キャリアを盾にするのはいやだなと。すごく分かりやすく言うと、経験でカバーできてしまうことってあるじゃないですか? 技術的なこともそうですが、意見なども押しとおしてしまったり。そこの部分は年齢関係なく、甘えないようにしようと思っていますね。
――
なるほど。では、鳥海さんにとって、仕事のうえ、技術のうえで「守って(継承して)いきたいもの」とは何でしょう。
鳥海
やっぱり正しい日本語などはちゃんと伝えていなかくちゃいけないとは思いますね。「これが!」という明確なもので言うのは難しいのですが、古い物は全部いいもの、新しいものがダメなもの。というわけではなくて、やっぱり時代に則したものというのも必要だったりするじゃないですか。でもそんな中で、基本は変えずにきちんと残していかなければいけないものはあると思うんです。そういったものを、新しいものと融合させてどんどんつなげていけたらいいなとは思いますね。
――
今回、このCDで初めて落語に触れたファンのかたもいらっしゃるかと思います。是非作品の聴きどころを教えてください。
鳥海
やっぱり落語ですかね(笑)。そうなっちゃいますよね(笑)。でも、ドラマのほうではキャラの中では唯一、色恋沙汰があるんですが、彼女のほうがずいぶん大人ですね。今から将来が目に浮かぶようです(笑)。あとはJ太郎との兄さんっぽいやりとりは好きですね。
――
では最後になりますが、今回は一番弟子ということで、自身にとって先輩、師匠と呼べる人はいますか?
鳥海
そうですね。そう呼べるかたはいますし、尊敬する先輩もいっぱいいます。先輩たちの凄さも、年々実感していきますね。知れば知るほどですね。この仕事をやるようになってから、15、6年くらいなんですけど、自分がやり始めたときにいらっしゃったキャリア15、6年の先輩たちと今の自分を比べてどうなんだということも常に思いますし、ちゃんとした先輩でいようとは思いますね。
――
それは仕事ですか? プライベート?(笑)
鳥海
(大笑)どっちもですね。

敬称略

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interview

  • J太郎役 谷山紀章さん
  • 表現者としてさらに高みへ 「今回は『落語』という300年以上の文化を僕個人の感性でなぞらせてもらった
というところでしょうか。」収録の感想を聞いたら、彼からそんな答えが返って
きた。感性の人が演じる落語とは?
自らが発声することで再認識した江戸弁の魅力
――
おつかれさまでした。
谷山
おつかれさまでした。
――
先ほど収録が終わったわけですが、今回のこの企画を初めて聞いたときの率直な感想を教えていただけますか?
谷山
僕は、ワクワクしましたね。古典芸能ですし、正直ハードルも高いと思ったんですけど、是非!って感じで、断る選択肢はなかったですね。
――
ドラマCDとしては少々毛色の違う作品ですけれども。
谷山
そうですね。僕は忘れないと思いますね。本当に楽しかったです。
――
テレビ以外で落語をはじめとする演芸をご覧になったことってありますか?
谷山
実はないんですよ。でも移動の飛行機のなかでは結構な頻度で聴いたりしていますね。僕、浅草とかが好きでよく行くんですけど、演芸場があるじゃないですか? それを見ると、文化としてそこに根づいているじゃないですか。そういうのを見るといいなぁとは思っていましたけど、なかなか遠い存在で……。
――
落語と歌舞伎に関しては「一度生で観てみたいんだよね〜」と必ず頭につく娯楽だと思うのですが。
谷山
まったくわたくしもそうですね(笑)。
――
谷山さんにとって落語のイメージってどんなものでしょう?
谷山
メディアを通じて見たり感じたりするものは、漠然とですが、やっぱり庶民の文化に根付いたものってイメージでしょうか。
――
今回「寿限無」を演じるにあたり、かなり聴きこまれましたか?
谷山
ほんと心苦しいのですが、あえて聴き込むということはしませんでしたね。それは僕なりの方法論だったりするんですが、現場の空気でしか出せないものを重要視しているので、実は台本もあえて頭に入れる程度にしていました。 現場には師匠もいらっしゃるって聞いていたので、そんな心強いことはない! と思い、とにかく自分の感性で「バーーン」とやってみようと、今回はそう思って臨みました。
――
それは先入観を持ちたくなかったからですか?
谷山
それもありますね。でも、ちゃんと聴いたほうがよかったのかなとかとも思って迷ったんですが、「いや、やっぱり聴かないでいこう」と。正直、どんなに練習しても、僕達が落語をやったところで、素人に毛が生えて剃ったくらいのものにしかなりませんし、せっかく落語をやれるなら、自分のイメージや感性で演じてみて、現場でアドバイスいただけるならそこで直していこうと、そう思ってました。これはあくまで僕の方法論なんですけどね。だから、今回は300年以上続いているという「落語」という文化を僕個人の感性でなぞらせてもらったというところでしょうか。
――
いやぁ、ビックリです。先ほど「寿限無」を聴かせていただきましたが、師匠(収録には師匠も立会いました)もその完成度にびっくりしてらっしゃいました。
谷山
いやいやいや。そんな恐れ多いです。ホント。
――
落語を演じることによって、改めて感じた日本語の持つ魅力などの発見があったら教えてください。
谷山
僕は、あらゆる言語のなかで日本語が一番好きなんですよ。英語もカッコイイとは思うんですけど、日本語独特の、今回だと江戸弁ならではの粋な感じが好きだし、それをどう出そうかとも考えましたね。この粋でいなせな感じっていうんですかね、そこを、見ているだけではなくて自分で発声することによって、すごく気持ちがいいものだってことを発見しました。また、これは日本語でないと表現できないとも思いましたね。
――
普段は正しい発音、アクセントを基本にしたお仕事だと思うのですが、今回はそれとは異なる部分が多数あったかと。
谷山
そうですね。でも今回やってみてなんとなく思ったんですが、こうやったら気持ちいいんだろうな、って節回しに江戸弁がなってますね。それに気付かされましたね。やりながら「なるほど、なるほど〜」って思う部分がたくさんありましたし。

今は、前座からようやく1段上にいけたかなという感じですかね。

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  • 試聴 寿限無/J太郎
――
J太郎は前座というまだまだ噺家としては駆け出しの階級なのですが、今回演じられてご自身がこの業界に入られた当時を思い出したりされましたか?
谷山
あーそうですね。声優になりたての若い頃は、見よう見真似で。「芸は習うもんじゃなくて盗むもんだ」なんてよく言われますけど、本当そのとおりだと思ってまして、声優を10何年やっても今だに奥が深いなぁって思ったりします。それこそ事務所入りたての2、3年なんて飯も食えないし、そんな時代もあったなぁなんてことをJ太郎を見て思い出しましたね。だから彼には頑張ってもらいたいですね(笑)。
――
谷山さん自身を落語の階級に重ねてみると、どのあたりだと想像しますか?
谷山
どこでしょうね・・・・(笑)。僕は声優をやらせてもらって16、7年になるんですけども、前座からようやく1段上にいけたかなという感じですかね。
――
今回、このCDのテーマは「落語」「継承」「愛」というものなのですが、谷山さんがお仕事のうえ、技術のうえで「守って(継承して)いきたいもの」とは何でしょう。
谷山
僕はやっぱり「アフレコ」という技術ですね。アニメはもう立派な日本の文化ですからね。それをプロの声優が「やっぱりさすがだね」と言われるようなレベルのところで続けて行かなければいけないなと思っています。誰でもがサラっとやってできてしまうようになっては、僕たちはいかんなと思ってます。限られた尺のなかでどれだけ情報を詰め込めるかとか、声だけの表現力とか、求められていることをどこまで出来るかとか。この技術は継承していきたいですね。
――
そうですね。そのとおりだと思います。
谷山
“声優”という呼び方もここ数十年で定着した言葉ですからね。まだまだ新しい文化ではあるんですけれど、やっぱりさすがとは言われたいですね。
――
この作品を通じて「落語」というものを知るかたも多いかと思います。
谷山
おこがましいですが、我々が演じることで、このCDが「落語」というものに興味を持ってもらう間口、入り口といいますか、きっかけになってくれたら嬉しいとは思いますね。これを聴いて実際に観に行ってもらって「本物はこんなもんじゃねぇぞ」ということも知ってほしいですね。本当にすごい文化なので。
――
声優さんが落語をやるという試みは面白いですよね。
谷山
ですね。面白いと思います。他の人のものを聴いてみたいですよ。
――
最後に、聴いてくださったかたにメッセージを。
谷山
まず、我々が落語一席をやるということで、このチャレンジに耳を傾けてほしいのと、このコラボレーションを面白がってくれると嬉しいですね。また、聴いてみて面白いなぁと思ったらいろいろな人に薦めてみてください。お願いします!

敬称略

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interview

  • 雲蔵役 前野 智昭さん
  • 正解がない芸事への自問自答 シリーズ第2弾となる『浮雲亭物語 二席〜素直になれなくて2011――秋 ドーナツは揚げたてがおいしい〜篇』で、孤高の噺家、雲蔵を演じた前野さん。普段は自分が納得できるまでリハーサルをする彼だが、今回、その“正解”は見つかったのだろうか。

落語という聖域に入ることに葛藤はありました。

――
おつかれさまでした。
前野
おつかれさまでした!
――
早速いろいろお話を伺っていこうかなと。まず、今回のお仕事のオファーをお聞きになったときの感想などを教えていただけますか?
前野
本当に、素直に、ぶっちゃけて言うと複雑でしたね。
――
というのは?
前野
常に役者としていろいろな経験をさせていただきたいなって思っているんですけど、落語、プロの噺家さんがいる世界に、僕達声優が、簡単に足を踏み入れていいものかと。やはり役者といえども、そこの領域に入ること自体に葛藤があったというのが正直な気持ちでしたね。
――
では、その葛藤を払拭したのは何だったんでしょう。
前野
やはり、自分の経験になるだろうなということですかね。気持ち的な部分では、プロの噺家さんに対して恥ずかしくないくらいの精一杯を出せたら、失礼にあたらないのではないかと思ったことも大きいです。
――
このお仕事のお話が来る以前に、テレビ以外で落語を聴いたり、観たりしたことはありますか?
前野
高校生のときにプロの噺家さんが学校に来たときに観て、なんとなく感覚で「面白いなぁ」って思ったことが印象に残ってますね。本当恐縮なんですが、僕自身が「落語」というものに対してあまり興味がなくて、寄席とかには行ったことがないですね。
――
それはやはり、落語独特とでもいいましょうか、その面白さがわからない?
前野
そうですねぇ(笑)。今なら、若干大人になったのでわかるんですが。サゲ、要はオチの部分に教養を求められる部分とかがあったりして、高校生とかではやっぱり難しいんですよね。
――
確かにそういうお噺は多いですよね。では、今回雲蔵が披露した「壷算」は勘定をごまかしていく掛け合いの噺ですが、どうでした?
前野
そうですね。内容もわかりやすかったし、面白い噺だなぁって思いましたね。

今日はこの仕事以外入れてないんです。それほど気合入れました。

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  • 試聴 壷算/雲蔵
――
今作品は、まるっと一席演じられたわけですが、相当練習されました?
前野
僕はどんなお仕事の場合も、自分が納得するまでリハーサルをして、前日まで練習をしないと不安になるタイプなんですが、この落語に関しては、どこまでやっても“正解”がなかったので、どれだけ練習しても不安でした。わからないからこそ、完コピ(完全コピー)を目標に、何度も何度も繰り返し聴いて、体に覚えさせていきました。事務所も考慮してくれて(笑)、今日はこの収録以外の仕事を入れないでくれましたから。専念できるように(笑)。そのくらい気合入れて準備はしてきました。
――
あはは。ありがとうございます。ではその成果はいかほどに。
前野
どうなんでしょうかねぇ。是非聴いていただいて、感想をいただけたら(笑)。でも改めて、僕のようないち役者が踏み入れてはいけない世界であることを実感しました。
――
今後、テレビなどで噺家さんを見る目が変わるのでは?
前野
変わりますね。簡単そうに見えてすごく難しいということが改めてわかったので
――
このCDで初めて落語に触れたファンのかたもいらっしゃるかと思います。前野さんが思う、この作品の聴きどころを教えてください。
前野
落語の部分をリピートしてもらうのもいいですし、ドラマの部分だけ聴いてもらってもいいですね。ドラマ部分は短いお話なんですけれど、起承転結がハッキリしていてわかりやすい展開なので、どなたでも楽しんでいただけると思います。落語の部分は本当に一生懸命やらせていただいたので、これを機に落語の世界に興味を持ってくれるかたがいらっしゃったら、やったかいがあったかな、なんて思いますね。
――
10分強、ひとりでしゃべり続けるという経験も初だったのでは?
前野
そうですね。普段はないです(笑)。ほんとプロの噺家さんはスゴイです!

敬称略

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  • 小雲役 下野 紘さん
  • 劣等生の一生懸命。それが彼流  今回彼が演じたのは、一門の中でも一番下、見習い役の小雲。辛くて何度も逃げ出そうと思ったデビュー当時の思い出を収録の感想とともに語ってもらった。

あまりのレベルの高さに、一旦そっとCDケースを閉じました(笑)。

――
おつかれさまでした。
下野
おつかれさまでした!
――
今、本当に収録のほうがおわりたてホヤホヤで、早速作品のお話を伺っていこうかなと。まず、今回のお仕事のオファーをお聞きになったときの感想などを。
下野
いやぁ〜、ビックリしました。最初に落語のお話だよ、と聞いたときには、あくまでもドラマの中の設定と言いますか、落語家さんたちの頑張りのお話だと思っていたんですよ。だから、「(本格的に)落語もお願いします。ハイ、これ資料ね」って、落語の資料の本や音源CDをいただき、ビックリしたんです(笑)。
――
そうだったんですね。
下野
はい。よく聴いておいてね。って言われました。
――
では実際に聴いてみてどうでしたか?
下野
1回通して聴いてみて「うわぁ〜」ってなりましたね(笑)。どうしたもんかと。でも、資料をいただいたのが収録のかなり前だったので、「よしっ。いったん聴くのやめよう!」そう思って、そっとCDケースを閉じました(笑)。
――
あはは。それは面白い決断(笑)。
下野
そうです。いったんやめようっていうね(笑)。でも、実際にCDですが、落語を聴いてみてあまりのレベルの高さに、本格的に自分が集中してやらないとダメだなぁと思ったので、少し準備をしてから始めようと思ったのが本音ですね。
――
なるほど。実際に生で落語を見たり聴いたりしたことはあったのですか?
下野
昔から、すごく興味があって面白いなぁって思っていたんですが、実際に寄席に行ったことはないですね。だから今回、落語独特の間とか、言葉の流れかた、リズムとかに触れて、改めてスゴイなと感じました。

自分が知らないことを知っていくことが純粋に楽しかったです

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  • 試聴 狸の札/小雲
――
そんな中、実際に一席、「狸の札」を演じていらっしゃいますが、いかがでしたか? また演じてみて改めて感じた「日本語」や「言語」の魅力などあれば、教えてください。
下野
江戸弁って早口でしゃべってもきちんと聞こえるようにって出来上がったものだと思うので、ものすごくしゃべりやすかったですね。滑舌とかも普段の現場でしゃべっている日本語よりもスムーズに出ている感じはするんですけど、いかんせんニュアンスとかその他もろもろの要素がたくさんあるし、また、江戸弁に慣れていない部分もあって、「あぁ、きっとこういういう風に言ってるんじゃないんだよな」って頭では分かっていても、普段使っている言語が現代語なので、どうしても反射的にそちらが出ちゃったりしますよね。うーん、なかなか奥が深いですね。
――
そうですよね。でも聴かせていただき、見習いの小雲が一生懸命やってるっ! って感じがものすごく伝わってきました。なにより、面白かったです!
下野
ありがとうございます。プロの噺家さんには到底かないませんが、そう言っていただければ嬉しいです。
――
今回演じた小雲は浮雲一門の中でも一番下です。下野さんも新人の頃思い出したりしました?
下野
これ、いつでも思い出せるんですよ。今の新人さんたちって、僕が入ったときよりも全然うまくて、本当にすごいなぁって思ってるんです。僕は人と話すことは平気なんだけど、人前で話すことが苦手で・・・・・・。だから、オーディションとかで「芝居をみせてください」って言われるとどうしても緊張してしまって・・・・・・。マネージャーからも、デモテープを録る際に「どうプロモーションしていっていいのかわからない」って言われるほど劣等生だったんです。ありがたいことに、今はこうしてお仕事させてもらってますが、やっぱり辛くて逃げ出したくて何度も辞めようと思いましたしね。だから小雲もわかりますが、雲蔵の気持ちもわからなくはないなって思います。彼の場合は天才だからこそ楽しめなくなっちゃったんですけどね。
――
へぇ。そうなのですね。声優という職業も落語と同じで、何かを極めていく、一生勉強というところは、あい通じると思いますが。
下野
そうですね。今回のお仕事でいえば、知らなかった落語の世界というものに触れることができて、というか、自分が知らないことを知っていくということが純粋に楽しかったですよね。ホント「狸の札」はいい勉強になりました。
――
このCDではじめて落語の世界に触れたかたもいらっしゃると思います。自分が思う『浮雲亭物語 ニ席』の聴きどころを教えてください。
下野
ドラマパートはドラマパートでみなさんが楽しんでいただける要素はいっぱいあると思います。僕と前野くんの二席に関していえば、天才なんだけど落語を楽しめなくなってしまった雲蔵と、見習いも見習い、落語のらの字も知らないけど、落語が好きですきでたまらない小雲の兄弟愛っていうんですかね、その2人が成長していく話なので、そこは普通に楽しんでもらえるかと。
落語の部分は(笑)、「えーー! 声優さんガンバッてるんだなっ(ハート)」ってのを感じていただけたら(笑)。落語は今回はじめてチャレンジしたので、僕の噺で爆笑して・・・・・・なんて、そんな高望みはしません(笑)。でも「クスっ」くらいしてもらえたら嬉しいなって思います。

敬称略

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interview

  • くもじ役 諏訪部順一さん
  • 
古典芸能から得た新感覚 収録を終えた彼は、落語のもつ言葉のリズムを、“様式美”と語る。普段の仕事とはまったく異なる技術と表現力を求められる「落語」のもつ魅力とは? 演じたキャラクター、くもじに対する思いとともに語ってもらった。

座布団一枚のスペースで繰り広げるパフォーマンス、「話芸」。
素晴らしいと思いました

――
おつかれさまでした。
諏訪部
ありがとうございました。
――
この作品のオファーをもらったときの率直な感想を教えていただけますか?
諏訪部
噺家という設定の役はあったとしても、実際に落語に取り組む機会は早々ありません。自分も喋りを生業としている人間として、良い勉強になるのではないかと思い、お受けした次第です。
――
なるほど。実際に落語や演芸を生で観たことは?
諏訪部
生では残念ながらありません。落語好きな人間が身内にいて、勧められることも多かったのですが、なかなか機会がなくて。
――
今回は一席披露したわけですが、演じられていかがでしたか?
諏訪部
やはり難しかったです。ふだん我われがやっている仕事は、作品の中における1ピースなんですよね。他の演者や、絵や音のスタッフ、演出スタッフ、そのほか大勢の人たちと一緒にひとつの世界を紡いでいるわけですが、落語はミニマルながら世界すべてをひとりで構築しなければならないわけで。実際にやってみて、面白さを再認識しました。
――
それは文化としてですか? 仕事として?
諏訪部
両方ですね。座布団1枚のスペースで繰り広げるパフォーマンス、“芸”として魅力を感じました。まさに「話芸」。素晴らしいと思いました。
――
今回の「宮戸川」は古典ですが、比較的現代版に寄ったアレンジになっています。ガチガチの江戸弁で、というものではなかったかと思いますが、実際に演じることで、改めて発見した日本語や言葉の魅力はありましたか?
諏訪部
現代的な日常会話とはまた違う、独特のリズムがありますよね。その様式美的なものが非常に心地良かったです。さりげなく韻を踏んでいたりだとか、語感を大切にしているのが随所から伝わってきました。
――
ひとりで10分以上喋り続けるという体験はいいかがでしたか。
諏訪部
朗読やラジオやナレーションなど、長いひとりしゃべりの仕事はほかにも日常的にやっているので、時間については特にこれといって(笑)。
――
収録には師匠もいらっしゃいますし、みなさんイヤだとおっしゃっていました(笑)。
諏訪部
あはは(笑)。確かに緊張しましたね、プロの方の厳しい目でチェックされながらやるというのは。残念ながら、家で練習していた時の方がうまく出来ていたように思います(笑)。

落語から得た職人魂

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  • 試聴 宮戸川/くもじ
――
ではズバリ。「宮戸川」、おもしろかったですか?
諏訪部
随所でニヤニヤ面白いお話だと思いました。艶っぽい雰囲気もあったりして。主人公より、サブキャラクターとして登場するおじさんとおばさんの絶妙な掛け合いがイイ感じなんですよね。むしろこちらがメインと言ってもいいくらいでした。実は今回、自分でリライトして、小ネタを足したり、設定をいじったりしてみたんです。怒られるかもとハラハラしていたのですが、師匠から面白いとOKを出して頂けまして。とても嬉しかったです。
――
演じられたくもじは二つ目。まだまだ山の途中です。一生かけて修行をしていくという観点ではご自身の職業とも通じるかと思いますが。
諏訪部
そうですね。まぁ、どのような仕事も一生修行だと思いますが(笑)。自分たちがやっている仕事は、決まった正解がありません。「アリだね」「イイね」というのはあっても、答えがひとつということは無いんですよね。より高みを目指し、研鑚を続けていくことは絶対に必要です。満足感を持ってしまって上を目指さなくなったら、職業人として終わりかな……なんて思っていたりもします。
――
なるほど。実はこのCDのテーマは「落語」「継承」「愛」というものなのですが、ご自身の中で継承していきたいものはありますか?
諏訪部
「継承」なんて大仰な感じで問われると、回答に困るのですが……まぁ、一般的な話になってしまいますが、「礼節」でしょうか。それと「正しい言葉の使い方」なども、伝えていけたらいいですね。今の自分がきちんと出来ているかと言われると、不安な部分もありますが(笑)。時代とともに言葉は変化してもよいと自分は思っているのですが、それにしても乱れ過ぎかな?
という印象がありまして。基本を理解していて崩すのは構わないんですけれど。言葉は文化です。日本人の誇りとして、きちんとした日本語を使える人間でありたいですね。
――
そのお話と通じるのですが、落語の噺の中では正しいアクセントではないものも多かったと思うので大変だったかと。
諏訪部
独特のイントネーションは、様式美と理解して取り組みました。伝統の所作に倣うのはなかなか心地良かったです。
――
では、キャラクターのお話をきいていきたいのですが、今回演じられたくもじは一門の中では、とても人間くさいキャラクターだったりするのですが。
諏訪部
芸道を進むためならば、どんな手段でも泥臭くやってやる!
という感じですよね。気取っているようで、実は我武者羅。彼の芯の部分には共感を覚えますね。でも、くもじみたいなパフォーマンスは自分には無理ですけどね。あそこまでのサービス(笑)はできません。
※くもじのパフォーマンスの真相は是非CDで確かめてね!
――
あはは。
諏訪部
本当にやりたいことをやるためには、不本意だと思うこともやらねばならない。そういうことって少なからずありますよね。ある程度の高さまでのぼらなければ自分の考えを通すのは難しい。くもじの方法論は間違っていないと思います。
――
では、最後になりますが、このCDではじめて落語に触れる方も多いと思います。諏訪部さんが思う本作品の聴きどころを教えてください。
諏訪部
ドラマ部分は人情話として楽しめると思います。落語に関しては……自分も阿部くんも素人ですが、素人なりに一生懸命頑張りました。その成果をぜひ御確認下さい!  これをきっかけに、日本の伝統芸能である落語に興味を持っていただけると嬉しいですね。実際にプロの噺家さんが演っている「宮戸川」や「初天神」を聴いたら、「すげぇ!」ときっと思うはずです。このCDが、貴方の中の新たなエンタテインメントの扉を開くきっかけになったら嬉しいですね。
――
実はこのCD、実際の寄席でも販売されているんですよ。
諏訪部
えー! そうなんですか!?  せっかくですから、自分たちのことを知らない落語ファンのみなさんにも聴いてもらいたいですが、不安ですね〜(笑)。

敬称略

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  • 雲の輔役 阿部 敦
  • 一“語”一会
新たな言葉との出会い 今回の仕事を通じ、あらためて日本語に対し、「受け取る情報が多い言語」だということを再認識したという阿部氏。また、ドラマ部分を通じては、好きなことに命がけで取り組む姿勢にシンパシーを感じたという。そんな彼から本作品の楽しみかたを教えてもらった。

落語はやる方も観るほうも真剣勝負の場

――
長丁場、おつかれさまでした。
阿部
おつかれさまでした。
――
今回、このオファーをもらったときの率直な感想を教えてください。
阿部
乙女向けのコンテンツということで、今、本当にいろいろな企画があるじゃないですか?  だから、お話をいただいたときにはついに【落語】か、と思いましたね(笑)。
――
あはは。節操なくてすみません(笑)。
阿部
いやいやいや(笑)。
実は僕の事務所の養成所の授業に「落語」があるんですよ。
なので、少しだけならやったことがあったということと、今回やらせてもらった「初天神」は、僕も知っているお話だったので、親近感はありましたよ。しかし、僕達のやった落語が売り物になっていいのかなぁ〜という不安はやっぱりありましたよね。素人同然ですから。
――
では、不安のほうが大きかったと。
阿部
そうですね。でも、何人かの声優さんから「今度落語のCDに出るんだって?」っていう声をかけてもらったりして、個人的にはドキドキワクワクしていました。
――
どうでしょう。一席披露してみて。
阿部
江戸弁といいますが、落語って独特の流れるような喋りかたがあるので、普段の僕達の喋りかたとは違う部分がたくさんあるんですよ。たとえば「コノヤロウ」ひとつとっても、僕達がやると、どうしてもケンカを売っているみたいになっちゃうんですが(笑)、でも本来は接続詞みたいなものだって、今回師匠からアドバイスをいただいて、そうなんだ! と思ったりしましたね。また、一人で何役もやっていくので、掛け合いの部分のところとか、セリフの終りとセリフの始まりが重なっているように(俗に言う、くっていくという意)喋らなくてはいけないところとか、落語には本当にたくさんの技術が山積(さんせき)しているので、瞬時に判断して処理していくことは本当に高度だと、改めて感じましたね。だからこれをお仕事にされている噺家さんはスゴイな、と思いました。
――
演じてみて改めて感じた言葉の魅力とかありました?
阿部
そうですね。流暢な日本語ってやっぱり耳心地がいいんだなって思いましたね。また、日本語っていう言語は一つの単語に込められた情報量が他の言語より多いんじゃないかなとも感じましたね。僕、ほかの言語ができないので、あくまでも予想になっちゃうんですが。だからちょっとしたセリフ、単語でも、受け取る情報が多い言語だということを改めて実感しましたね。

くもじと雲の輔、あまり多くを語らない大人な関係が好きです。

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  • 試聴 ドラマ
  • 試聴 初天神/雲の輔
――
今回、他の出演者さんも、“落語のしゃべり”は、喋りやすくなっていることを発見したとおっしゃっているかたが多いのですが。
阿部
あーー。わかります。話していて、躓かないんですよね。もちろん物語の内容が頭に入っていることが前提なんですけど、普通にペラペラ話しやすいのは感じましたね。うん、それも発見でしたね。
――
阿部さんは実際に寄席などに行ったご経験があると聞きました。
阿部
うちの親父が子供にいろいろな体験をさせるのが好きで、僕がハタチくらいのときに(新宿)末廣亭に一緒に行ったんですよ。丁度、新春寄席だったんですけれど、代わるがわる噺家さんが出てきて、いろいろな噺をしていて、カルチャーショックでしたね。噺家さんといっても、本当にいろいろな人がいるんだなって思いました。
――
落語には独特のサゲ(オチ)がわからないとまったく笑えないものもあったかと思うのですが。
阿部
そうですね。落語はお客さんと本気の勝負の場のような気がするんですよ。なんていうんでしょうか、落語のサゲが“わからないと負け”みたいな。起承転結の噺の中で、それを理解しないといけないですしね。多少は教養も求められますし、やる方も観るほうも真剣勝負の場なのかなっていうのは感じましたね。
――
ではそんな真剣勝負の場に身を置く、雲の輔ですが、彼はまだまだ駆け出しの二つ目です。何かを一生修行するという意味ではご自身の職業と通じるかと思うんですが、阿部さんが仕事のうえで継続していきたいものって何ですか?
阿部
芝居に対してのストイックさですかね。それはずっと持っていたいなって思っていますね。また、このお仕事をしている人は、みんなお芝居が好きとか喋るのが好きという人が多いと思うんですが、ただ、楽しい、好きではなく、「スタート」の声がかかったときには、引き締めて、ガラリと気持ちを切り替えて臨んでいきたいですね。
――
今回はくもじと雲の輔のお話ですが、ドラマ部分の聞きどころを教えてください。
阿部
やっぱり、好きなことをやっている人っていいよねって感じです。命をかけて好きなことに取り組んでいるという瞬間が垣間見られたりすると、グっときますよね。今回のお話はまさにそれですよね。くもじの態度も実はちゃんと意味がありますし、マスコミを逆手に取る、ある意味確信犯的なところもいいなと思います。また、それに感化されていく雲の輔。このふたりのあまり多くを語らない大人な感じも好きです。僕、実はこのふたりあまり目を合わせて会話をしている雰囲気がないと思っているんですが、それでもちゃんとお互いの心は動いているし、そんな風な関係をいいなって思いましたね。僕にはまだそんな大人な会話は無理なんで(笑)。
――
では、最後に作品の聴きどころを是非。
阿部
もちろん落語は聴いてもらいたいんですが、ドラマ部分では、行間を読んで欲しいなって思いますね。音声作品なので、しゃべりがすべてというところはあると思うんですが、寄席のあの空気と同じで、お客さんとの一騎打ちというか。僕らもドラマの中で100%の答え、完成形は提示していないので、聴いてくださった方が「ここはこうなのかな」「あぁなのかな」という想像力で、欠けているパーツを埋めていってくれるのがこの三席目の魅力なのかなと思っています。もちろんそのパーツを埋めるための要素は、本編の中にいっぱい散りばめられていますので、皆さんなりの答えを完成させてくれたらいいなと思いますね。

敬称略

豪華な大喜利で
二〇一二年の初笑いを約束します

もしかしたら大喜利は
ガチかもしれないと思いました(鳥海)

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約半年にわたりお届けした『浮雲亭物語』シリーズですが本日ですべての収録が終了。作品を振り返り、最終巻・総括した感想などを。
鳥海(雲楽)
そうですね。落語は初めてでしたし、一席の収録現場には監修の師匠もいらっしゃりして緊張しましたが、いい経験でした。落語もガチだったので(笑)、大喜利も、もしかしたら、ガチかもしれないと思いましたが(笑)完全台本でよかったです。自分の階級が保てました(笑)。(※雲楽は一番弟子、真打です)
しかし、真打になるまでに13、4年はかかると聞いて、自分の芸歴と重ねましたよね。自分たちがやったものはプロの噺家さんの足元にも及ばないですが、これがきっかけで落語ファンが増えたり、その逆なんかがちょっとでもあったりしたら、とても嬉しいです。
前野(雲蔵)
最初で最後、浮雲亭一門勢ぞろいしての収録だったんですが、他のかたのキャラが「へぇ〜、こんな感じなんだぁ」とわかって面白かったです。今回は一門全員で笑ったりするシーンが多かったのですが、みなさんの冷やかしのアドリブが面白すぎて、久しぶりに涙が出るほど笑いました(笑)。
次回また一席・・・というお話は・・・・考えさせてください(笑)。でも、噺家を演じることにより、目指しているかたの志を感じることができ、とてもいい経験をさせていただきました。
諏訪部(くもじ)
今回、落語を一席やらせていただいたことで得た、一人で空間をまるごと作るという体験は、すごく面白い作業でした。収録後もしばらく「てやんでぇ」「べらぼうめぇ」という口調が残ってしまい、修正するのが大変でしたが(笑)、このお仕事を通じ、落語や噺家の世界に触れ興味を持つことができたので、とてもよかったです。最終巻は大喜利ということで、収録現場でも座布団が行き交う感じで楽しかったです(笑)。

今回得た経験は
僕の財産になりましたね(谷山)

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  • 試聴
阿部(雲の輔)
最初から難しいとわかっていて臨んだ落語ですが、やっぱり本当に難しくて、冷や汗ダラダラでやったことが思い出されます(笑)。おこがましくも同じしゃべる職業同士とはいえ、こんなにも芸事の幅が違うんだなということを痛感しました。今日は大喜利でしたが、面白く仕上がっていると思いますので、是非楽しんでください。次も・・というお話があれば・・・が、頑張りたいと思います(笑)。
谷山(J太郎)
下町のJこと、J太郎です(笑)。今回はみんな各巻で一席打ちましたが、それに味しめて、最終巻の大喜利も“アドリブで”なんてことになっていたら、僕は今日この場にはいませんね(爆笑)。完全台本でよかったです。
僕達のような声優が古典芸能においそれと手を出しちゃいけない、という思いは当然ありましたが、でも実際にやってみないとわからない世界もたくさんあるわけで、今回得たさまざまな感覚は、僕の財産になりましたね。でもこの企画は本当に面白かったし、楽しかったです。
下野(小雲)
最初にいただいた、落語の資料音源を聴いたときには、あまりのスゴさに一旦CD聴くのをやめてしまったほどだったのですが、実際にやってみてすごく勉強になりました。第二弾があれば是非挑戦したいなとは思いますよ! 
最終巻は全員で大喜利だったんですが、みんなで一緒に笑う、とか冷やかす、とかのアドリブが面白すぎて(特にJさん)、困りました(笑)。是非、浮雲亭一門の大喜利を楽しんでください。
桂 平治(師匠)
今回、監修のほかに出演までしてしまい、ほんとすみません。みなさん、落語はやったことないはずなのにどれも素晴らしかったです。声優さんって本当にすごいなぁと思いました。お職人ですね。
確かに昨日今日でどうにかなるものではないですし、またなってもらっては噺家の立場もないですが(笑)、いい声で噺を聴くのもまたいいものですね。最終巻は大喜利ですので、楽しんでください。あと・・・僕の出番が多くて(笑)。もうしわけない気持ちでいっぱいです。

敬称略

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